レーザー彫刻機の新機種が出ているみたいだけど・・

こんにちはカモネギです。

前回の記事で話した、YouTuberが紹介していたレーザー彫刻機ですが、結論から言っちゃうと、たしかに魅力ではあるけどあせって手を出すほどでもないかなーと思います。

この機種の魅力的なところは

・コンパクトで軽量なので持ち運びもできる
・対象物への焦点はオートフォーカス
・フレーム(XYのガードレール)がいないので対象物の自由度がある
・スマホアプリから操作でき写真を撮ったものもすぐに彫刻できる
・レーザーモジュールは固定で球体にもフォーカス可変?で彫刻できる

こんなところかな。
とくに目新しいのは対象物への焦点距離を自動でやってくれるオートフォーカスが今までになかった機構なのでこれは便利そう。
オートフォーカスはレーザー彫刻機の今後のトレンドになる可能性はあります。

でもいいことばかりじゃないところが過渡期にある家庭用レーザー彫刻機。
このレーザー彫刻機の筐体は小さくていいんですが、小さいということは逆に考えると加工できる範囲が狭いということになります。
加工可能な範囲が10cm×10cmというのは思ったより狭いです。
ちょっと名前を入れるとか、コースターくらいのものに加工するくらいなら十分なんですが、せっかくいろんなものに印刷、彫刻できることが少年ごころをかき立てるガジェットですから大きいものにも加工してみたくなるってもんです。
やっぱり大は小を兼ねるわけです。

また、スタンドに設置しないと動作しないのがウリですが、それが逆にデメリットになってます。
加工範囲は10cmの正方形くらいですが、スタンドから延びるアームの先にモジュールがあって、そのモジュールの直下直径10cmが加工できる位置なので広い対象物に加工するには無理があるんですよね。
加工可能領域がスタンドの呪縛から逃れられない運命なんですよ。

ただデメリットよりメリットが上回れば買いなんですけど、一番のネックは価格。
現在はクラウドファンディングの期間なんですがちょっと前の早割では76000円、今は80800円になっています。
できることは既存のレーザー彫刻機と同じで便利な点を差し引いても高いなっていう印象。
クラウドファンディング期間が終わって正規販売になると98000円くらいになるのかな?

これだとやっぱり高いと感じる人がほとんどでしょう。
10万円近い価格のものをポンと買える人はそうそういないでしょうし、本当に欲しいと思えばちょっと調べれば安価なレーザー彫刻機はいくらでもあります。

セッティングに多少手間がかかるとかレーザー加工エリアがもうちょっと狭いとか、ソフトウエアが多少使いづらいとか、そういったネガな部分を差し引いてもかなり安く買えるレーザー彫刻機も数多く販売されています。

これなんか折り畳みこそできませんが、十分コンパクトでさっきのレーザー加工機が500mWに対して1600mWと強力なパワーがあるので使い勝手がいいです。

レーザー加工機や彫刻機は使ってみるとわかりますが、最初は低出力レーザーでも満足していてもいずれより高出力のレーザーが欲しくなります。
加工範囲の10cm×10cmは本体を移動すればいいからそこは無視してもいいけど、レーザーの出力ばかりは工夫しようにもどうしようもありません。

レーザーの出力が大きいほど加工彫刻できる対象物も広がるし、より深くより濃く加工したりカットできるから、あとからレーザーダイオードだけ買い替えてグレードアップするなんて素人じゃほぼできませんから、最初から高出力のレーザー加工機を買ったほうが長く使えるってもんです。

それに価格も倍以上開きがありますからこの差は大きいです。
金に糸目をつけないからちっちゃくなってこじゃれたレーザー加工機が欲しい!っていうならそっちでもいいんですが、コスパ重視の方ならSmartlifeのレーザー加工機がおすすめです。

では便利商品で生活をエンジョイしましょう。